関西・大阪21世紀協会は「文化力向上」「関西・大阪のイメージ向上」「水都大阪まち育て」の三本を軸に「関西・大阪の文化力向上」を目指します

人気急上昇｡新創作鍋は美を追求

様々なアイデア創作鍋が登場しているが､女性を中心に注目を集めている鍋がある｡それが､お肌にいいと女性に人気のコラーゲン鍋だ｡巷でもコラーゲン鍋を提供する店は増えつつあり､トマト鍋やチーズ鍋と並ぶ､新らしい鍋として定着しつつある｡また､コラーゲン玉と呼ばれる鍋用のコラーゲンがスーパーでも売られるようになった｡
女性のみならず､昨今では男性にとっても美と健康は永遠のテーマ｡この店の名物となっているのが｢美味しく食べてキレイに!｣をコンセプトに作られたコラーゲン鍋｡登場するや否や､美意識の高い女性中心にたちまち話題になった｡一度食べると病みつきになり､食べるほどに美しくなれるとリピーターが後を絶たない｡
鍋というと冬のイメージがあるが､ここでは美肌を求めて､1年中､鍋の注文が多いのだそう｡また､お客さんの約9割が注文をする点からも人気のほどが伺える｡

コラーゲン野菜鍋は一人前2280円｡ぷるぷるのコラーゲンで､お肌がスベスベになると女性はもちろん､男性にも人気｡

美と健康の一石二鳥の鍋

丸鶏をじっくりと10時間以上煮込んでとったダシを一晩寝かせた煮こごりがスープとなる｡そのため､温める前のスープはプルンプルンの固形状だ｡火をつけると､スッと溶けてとろんとした液体になっていく｡そこに､コラーゲンの王様とも言われるサメの軟骨のペーストと､ヒアルロン酸のゼリーまで加えるという究極の美肌鍋｡あっさりしているのにコクがある味わいは､後引く美味しさだ｡
味はシンプルな塩味で､メインの具は､こちらもヘルシーな鶏肉だ｡モモ肉､胸肉など3種の部位が入るので､それぞれ異なる食感を楽しむことができる｡レタス､白菜､ほうれん草､ニンジン､もやしが定番の野菜だが､それ以外にも季節に合わせた野菜が入ることもあるのだそう｡
食し方にも工夫がある｡煮込んだ具材はすりおろした山芋と一緒に食べる｡山芋は滋養強壮があり､こちらも健康的｡とろとろとした山芋が具材を包み込み､ツルンと喉を通る｡食欲がないときでもなぜか食べられてしまうという声も多いのだそう｡
シメにはにゅうめんを入れ､スープを最後の一滴まで飲み干すのが通｡他にも､中華麺やパスタ､べトナムの定番の麺である米粉でできたフォーなども用意されている｡ また､トマトが入った赤コラーゲン鍋や特製カレー鍋もある｡
店内はアジアンテイスト溢れる空間で､テーブル席の他､座敷席もある｡鍋メニュー以外に､一品メニューも豊富に揃っているので､居酒屋感覚で気軽に使える一軒だ｡