関西・大阪21世紀協会は、経済と共に文化の力で大阪を活性化させようと1982年に当時の大阪の産官学一体の「オール大阪」の形で設立されました。以来、40年にわたって一貫して文化による都市の活性化『文化立都』を理念に掲げて活動をして参りました。
協会設立当初から2007年まで25年間に亘って主催した御堂筋パレードは、大阪の文化の底上げに繋がり、他の団体等とも連携して運動を牽引した「水都大阪再生」の取り組みは、岸辺の景色を一変させて大きな成果をあげました。この他「アーティストの活動機会」の創出や「大阪の食文化」の情報発信などの様々な取り組みもそれぞれの役割を果たして参りました。
今回のコロナ禍は、芸術・文化の分野にも大きな影響を与えており、感染拡大収束の見通しは今もたっていませんが、コロナ禍を通して、文化や芸術が日常生活を送る上で極めて重要なものであることが再認識されたことも事実です。関西・大阪21世紀協会は、未来に向けて、これからの文化・芸術を担う人材の育成にこれまで以上に取り組んで参る所存です。
今年2月に開館した中之島美術館と共催して、関西・大阪の若手のアーティストの作品展示の機会を創出した「Osaka Directory」や小学生にアーティストと一緒に制作活動をすることで想像力や豊かな感性を育んでもらう「学校アートプログラム」も、こうした流れの中で新たに始めたものです。
私どもの協会が様々な事業を進めるためには、賛助会員をはじめ、皆様方のご支援・ご協力が欠かせないことは言うまでもありません。これまでのご支援に心より感謝申し上げますとともに、引き続きお力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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