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関西・大阪21世紀協会は「文化力向上」「関西・大阪のイメージ向上」「水都大阪まち育て」の三本を軸に「関西・大阪の文化力向上」を目指します

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ふくいポーク鍋

分類

ダシ:昆布、カツオ
味付け:醤油など
つけだれ:ポン酢など
シメ:雑炊、モチなど

特徴

福井県で飼育される「ふくいポーク」を使った鍋。3種類の豚を交配させて生まれた「ふくいポーク」は生産が少なく、そのほとんどが福井県で消費される豚肉。きめが細かく風味のよい肉質の「ふくいポーク」は、肉の旨みを味わえるしゃぶしゃぶにぴったり。  

「ふくいポーク鍋」は鍋料理の種類というよりは、「ふくいポーク」を使った鍋の総称で、しゃぶしゃぶの他、ハリハリ鍋、味噌鍋、豆乳鍋、すきやき風、キムチ鍋などさまざまな鍋料理のことをいう。生産量が少ないので、飲食店以外では限られた食肉店での取り扱いのみとなっている。飲食店などでは「ふくいポークの○○鍋」と明記していることもあるが、単に「豚しゃぶ」と呼んでいることもある。

「ふくいポーク」は地元の家庭でも、鍋料理の具材として人気があるが、生産量が少ないため、希少な食材となっている。そのため、県外に出回ることも少ないので、福井県ならではの味となっている。

歴史

「ふくいポーク」は福井県、福井県養豚協会、福井県経済連が合同で開発し2002年に誕生したブランド豚。肉質はやわらかく、さっぱりとした味で、臭みもない。当初から、県内での地産地消を目指して、開発されており、出荷頭数が少なくほとんどが県内で消費されている。

 「ふくいポーク鍋」は、2009年に「ふくいポーク」の認知を高めるために、ビールメーカーと福井県が協力協定を結んで行ったキャンペーンがきっかけで誕生した名物料理。福井市内を中心に県内の飲食店に「ふくいポーク」を使った料理を開発してもらったところ、鍋料理も多く開発されたのがはじまり。2009年のキャンペーン時には、「ふくいポークハリハリ鍋」や「ふくいポークとんとん焼き鍋」など、さまざまな鍋が登場した。それらのメニューのうち、現在までメニューとして残されている鍋が、どのくらいあるかは残念ながら不明である。

伝統的なご当地鍋ではないが、2002年のふくいポーク誕生以降は、県内での認知度もあがり、家庭で鍋の具材として使われている。脂身もさっぱりとしているので、しゃぶしゃぶや、ハリハリ鍋など、肉の味をシンプルに味わえる鍋で食べるのがおすすめ。

素材

<主な具材>
★ふくいポーク
水菜
白ネギ
シイタケ
豆腐
シメ:雑炊など
<だし>
昆布・カツオ
<つけだれ・薬味>
ポン酢

この素材に注目

ふくいポーク
県外では入手困難なほど生産量が少ない。福井県を訪れたらチェックを。

・豚肉はスライスされたものを用意する
・その他の具材は食べやすい大きさに切る
・鍋にダシを張り、沸いたら肉、野菜を加えて煮る
・ポン酢、醤油、ごまだれなどをつけて食べる
・シメは雑炊やうどん

POINT

・肉は煮すぎるとパサパサになるので、食べる分だけ鍋に入れる

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