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能は約600年の歴史を持ち、舞踏・劇・音楽・詩などの諸要素が交じりあった現存世界最古の舞台芸術。主人公のほとんどが幽霊で、すでに完結した人生を語ることが中心になっています。
ギリギリまで省略された一つの動きの中に幾つもの内容が込められ、一見無表情な能面には幾通りもの表情が隠されています。
そして、能の舞台を音楽的側面から支えるのが『地謡』という斉唱団と、『囃子』という楽器演奏。
能囃子は笛、小鼓、大鼓、太鼓の四つの和楽器で構成されています。
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怠け者の亭主や、口やかましい女房、悪戯ばかりしている召使など、狂言の登場人物は、そのほとんどが名もない庶民たち。
中世の庶民たちのごくありふれた日常を「笑い」を通して描き、その笑いは現代に通じるものがあります。
能と共に歩んだ長い歴史のなかで洗練された「笑いの芸術」といわれる所以です。
▼能狂言についての解説された「英文」サイト
http://www.noh-kyogen.com/english.htm
http://www.iijnet.or.jp/NOH-KYOGEN
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