落語と音楽中央アジア公演2024
事業報告
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写真紹介:アル・ファラビ名称カザフ国立大学
写真提供:中村正樹 - 国際文化交流、国際親善に寄与する活動 落語家の海外公演を実現することを通して、日本と諸外国との文化交流を促進し、各国国民との友好親善を図ることを目的としている。海外の方が落語を観劇することにより、日本文化独特の人間模様や社会の仕組みを体感し、より深い日本文化への理解を図っていく。
開催期間 | 2024年05月14日~2024年05月25日 |
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開催地 | キルギス共和国:ビシュケク市、チョルポン・アタ市 カザフスタン共和国:アスタナ市、アルマティ市 |
アクセス | |
助成決定金額 | 1,000,000 |
連絡先 | |
ホームページ | https://www.rakugo-music.com |
各地の公演会場は想定以上の来場者があり、急遽、椅子を追加する会場もありました。落語では、どこの会場でも一人の演者が扇子と手ぬぐいだけを小道具として使い、一人で何人もの役を座りながら演じる、この日本の伝統芸能を楽しんで、笑うべきところで笑ってくれました。特に芸を見つめる来場者の目が本当に輝いていました。現地の人々の多くは、ロシア語とキルギス語或いはカザフ語のバイリンガルですが、ロシア語と現地語では笑いのニュアンスが微妙に違い、現地語の方が日本語に近いそうです。通訳が現地の言葉とロシア語をうまく使い分け、工夫したお陰で、日本語のわかる観客がまず笑い、すぐ後に現地語やロシア語を聴いて聴衆全体から大爆笑が起こるという笑いの渦が2度起きました。
音楽では、「通りゃんせが好きです」、「日本のわらべ歌や民謡を初めて聞きました」、「着物を着て歌うのは大変ではないですか?」といった様々な感想や質問を受けました。交流会では演目の後、福笑い、けん玉、折り紙、トントン相撲といった日本の伝統的な遊びをそれぞれブ-ス毎に紹介し、どのブースも大いに盛り上がっていました。キルギス人もカザフ人も大変親日的で、レストランでこちらが日本人だとわかると、握手を求めて一緒に写真を撮るほどに歓迎してくれました。ホストしてくださった大学などから、「毎年でも来て公演をしてください!」という声も届いています。私たちは、この公演ツアーを通じて、両国の相互理解と友好に貢献できたのではないかと感じています。今後もこのような活動を続けてまいります。
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落語「まんじゅう怖い」
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江戸の歌「ひらいたひらいた」
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アラバエフ・キルギス国立大学
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カザフスタン日本センター
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キルギスビシケク国立大学
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キルギスビシケク国立大学
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カザフ国立学術図書館
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大統領学校交流会
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笑顔の学生たち
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落語を介して日本文化を広める会
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